エクセルでフィルタ機能を使って特定の項目だけ抽出する方法

監査をやってると会社が記帳している仕訳データから特定の勘定コードの仕訳だけを抽出して一覧を見たいなと思うときがあります。

そんなときにエクセルのフィルタ機能を使って該当する勘定コードを一つ一つチェックマークを外されているそこのあなた!!!

めちゃくちゃ簡単にソートする方法がありますよ!!

それがこちら!!

 

フィルタの詳細機能

具体例を交えて見てみましょう:

例えば、データのうち「りんご」と「ぶどう」のデータのみをソートしたいと思ったとき:

(元データの図)

よくやりがちな方法

エクセルのフィルタ機能を使って「りんご」と「ぶどう」にだけチェックマークがつくようにする。

 

ソートしたい項目数が少ない場合はこの方法でもいいかもしれません。

でも、項目数が多い場合

 

めちゃんこめんどくさ

 

ですよね。

ってことでフィルタの詳細機能を使った方法がこちら:

 

フィルタの詳細機能の手順

1)ソート項目の一覧作成

ソートしたい項目の一覧が記載されたシートを作る。
この際、データ上にソートしたいデータが記載されている列のタイトル名(例:項目名)とソートしたいデータ名(例:りんご、ぶどう)を記入する。

 

2)データ全範囲選択及び詳細設定のクリック

①ソートしたいデータの全範囲を選択
めんどい場合は、左上にあるAと1の間にあるやじるしみたいなのを押して全範囲選択もOK
但し、この段階ではフィルタ機能を使わないように注意
②リボンからデータをクリックして、フィルタ機能の横にある詳細設定をクリック

 

3)詳細設定の入力内容

・リスト範囲にはデータの全範囲を選択する
*今回紹介している方法で実施すれば自動的に入力されているはず
・検索条件範囲にはソートしたい項目を抽出したシートへ飛び、ソートしたい項目の部分を選択する
*全列選択とかやるとうまくいかないので注意する
範囲を指定できたら、「OK」ボタンをクリック

 

 

すると・・・

 

なんと「りんご」と「ぶどう」のみのデータにソートされているではありませんか!!

 

こんな感じでソートを効率的にできます。

しかも、この方法のメリットはこれだけではありません

同じソートを毎月・毎四半期繰り返し行うときは、ソートする項目名を記載したシートを使い回せばより効率化が図られるでしょう!!

監査と経理とかやってると毎四半期、毎月同じような作業を行うと思うので、是非とも活用してみてください。

経理はやったことないですが・・・笑

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経理とかけ離れたマーケティング部門に所属しつつも、働きながら公認会計士試験に2年で合格。

その後、監査法人へ転職し監査業務に従事。

人生を変える勉強をサポートするブログを開始。

<主な保有資格>

公認会計士、中小企業診断士、簿記1級、ファイナンシャルプランナー2級。

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