心理学を使った記憶術

もしなんでも暗記できたら、勉強の世界では無双できるでしょう。

どうやったら暗記が得意になれるのか、理論的に分析してみたいと思います。

 

今回は心理学を用いた暗記テクニックをご紹介したいと思います。

 

 

二重符号化理論とは

二重符号化理論では、言語的な情報処理を行う言語的システムと、イメージの生成などを行う非言語的システムからなるとされている。この2つのシステムには相互連絡性があり、具体的な言葉を見たり聞いたりしたときイメージを喚起しやすく、逆に具体的な画像などを見た時には、言語化されやすい。これは2つのシステムのうち、どちらか一方ではなく、両方のシステムが関与していることを示している。また、非言語的システムが関与している情報は、記憶として保持されやすいことが知られている。

つまり単純に記憶するのではなく、何かに紐づけて覚えることでより短期記憶から長期記憶に移行され、記憶しやすくなるのです。

 

私は比較的に暗記が得意でした。

今思えば働きながら勉強しているときに、この心理学の暗記テクニックを知らずに使ってました!

どうやって、使っていたかというとこんな感じでした:

 

勉強の流れ

①講義を見る:講義で講師が言っていたポイントをテキストにひたすら書く

②テキストを読み返す:電車の中やお風呂の中でテキストを復習する、その際講義でどんなことを言っていたか、思い出しながら読む

③問題を解く:とにかく解く!ひたすら解く

 

つまりテキストを読み返すときは、講義を思い出すことで、

テキストの内容:言語情報

講義の情景:非言語情報

という二つのシステムを活用して記憶!!!

 

そして最後に問題を解くことで、自分の記憶をアウトプットして定着させる!!

アウトプットを行う際にも、言語情報・非言語情報の両方を意識して思い出すことでより定着しやすかったと思います。

是非皆様もお試しあれ!

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経理とかけ離れたマーケティング部門に所属しつつも、働きながら公認会計士試験に2年で合格。

その後、監査法人へ転職し監査業務に従事。

人生を変える勉強をサポートするブログを開始。

<主な保有資格>

公認会計士、中小企業診断士、簿記1級、ファイナンシャルプランナー2級。

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