2ヶ月前からでも間に合う短答試験対策(理論科目編)

公認会計士試験短答が2ヶ月後に迫ってきましたね。私は勉強を始めて1年半後の12月の短答試験で合格しました。計算問題は死ぬほど電卓を叩き、これでもかと解きまくっていましたが、理論科目はどのように勉強したらいいか、当時とても悩んでました。

計算問題は計算ミスリスクがあるので、万が一でも落とす可能性はあります。一方、理論科目は暗記していれば、ミスなく得点を稼げるので、確実に得点を重ねることができます。

そこで、今回短答試験の中でも理論科目を勉強する際に、特に効率的だった勉強法をご紹介したいと思います。

短答答練スクラップ

予備校から送られてくる短答答練、普通に解いて終わりにしている、そこのあなた!もっといい活用方法がありますよ!

答練と聞くと身構えて、気合が入ったとき、まとまった時間があるときに受けるということをやりがちかと思います。この解き方を行った場合のメリット・デメリットを見てみましょう:

メリット

・本番環境に合わせて、問題を解いたときに自分がどれくらいの時間が掛かるのかを把握することができる

・自分が現在どれくらいの点数を取れるのか、合格水準に達しているのかを把握することができる

デメリット

・1時間以上のまとまった時間があるときにしか受けられない

・やる気がないときに受けたら、低い点数になりそうでモチベーションが下がる

上記の通り、メリットを考えると答練を入手したら、一度は気合をいれて、まとまった時間があるときに受けることが必要だと思います。二回くらいはこの方法で受けるのは効果的だと思います。

ただし、この受け方を繰り返し行うよりも、もっと効果的な答練活用法があります!

それは、答練スクラップ作戦です:

説明しよう!答練スクラップ作戦とは受けた答練を一枚一枚はがし、科目ごとにファイルに閉じることです。

答練スクラップは、ファイルに挟んで通勤。通学時間中の隙間時間に解くといいでしょう。その際、解けた問題の横には〇、わからなかった問題には×を、少しでも悩んだ問題の横には△つけます。

3回くらいはこの作業を繰り返し、4回目以降は×と△の問題のみ解く!

すると苦手分野を克服することができます!

私は短答の当日の空き時間は、さっと答練スクラップを見て理論科目の最終知識補完をやってました。

理論科目はとにかく、頭の片隅に少しでも記憶が残っていることが重要だと思います。

本番の時に少しでも根拠を持って答えることができれば、正答率は各段に上がります

 

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Author

経理とかけ離れたマーケティング部門に所属しつつも、働きながら公認会計士試験に2年で合格。

その後、監査法人へ転職し監査業務に従事。

人生を変える勉強をサポートするブログを開始。

<主な保有資格>

公認会計士、中小企業診断士、簿記1級、ファイナンシャルプランナー2級。

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