働きながら公認会計士に合格する勉強パターン

私は働きながら2年半弱で公認会計士試験に合格しました。

受験してみて知ったことは、資格試験は正しい方向に適切な努力量をかければ、高い確率で合格することができるということです。

但し、勉強方法は人それぞれだと思います。

そこで、今回は私が公認会計士の勉強をしていた時の主な流れを書きますので、参考になれば幸いです。

私は大手予備校の通信教育を受けていました。

公認会計士を目指す場合、大手予備校はTACか大原になるかと思います。

この二校に関しては大きな差はないので、どちらを選んでも問題はないと思います。

実際監査法人内のメンバーを見ても大半がTAC又は大原であり、その他CPA会計学院の人をたまに見かけるレベルです。

私が受験勉強している時の基本的な勉強パターンは以下です:

 

勉強のパターン

 

# パターン 内容
1 講義を見る 通信教育の講義を聞きながら、講師のポイントをテキストにひたすら書く
2 テキストを読み返す 電車の中やお風呂の中でテキストを復習する、その際講義でどんなことを言っていたか、思い出しながら読む
3 問題を解く ひたすら問題を解き、問題を見ただけで解き方が分かるレベルまで持っていく。

 

後はこのパターンを一日の中でパズルのように組み合わせて実践していました。

例えばある一日の流れはこのような感じでした:

 

働きながら勉強する一日

 

5:00 起床
5:00~5:30 準備
5:30~6:30 出社。

出社中の徒歩中は前日に勉強した講義の音声を復習で聞く。

電車の中では前日に勉強した講義のテキストを読む。

6:30~8:30 会社近辺で勉強。

ひたすら問題を解く。

特に朝は計算問題を解いた方がその日一日の仕事効率が高まる。

8:30~17:00 仕事
17:00~18:00 帰宅。

朝の出社と同様、徒歩中は前日に勉強した講義の音声を復習で聞く。

電車の中では前日に勉強した講義のテキストを読む。

18:00~18:30 シャワー。

シャワー中に防水のタブレットに入れた暗記系の科目のテキストの読み込みを行う。

18:30-19:00 食事
19:00-21:00 講義を倍速で聞く。

倍速で聞きつつも、メモを取る間は動画を止めるので結局普通再生の時と同じくらい時間が掛かる。

21:00-22:00 暗記系科目の問題。

寝る前は暗記科目を解いた方が記憶の定着がいい。

また寝る前に計算問題を解きすぎると目が冷めてしまうため避ける。

22:00 就寝

 

このスケジュールであれば平日でもまとまった時間で5時間の勉強ができ、かつ7時間睡眠を確保できるので体調的にも完璧でした。

個人的には結構勉強を楽しんでできていたので、ある程度詰め込んでも問題なくできていました。

ただいくら楽しくても詰め込みには限度があるので、時には息抜きで思い切って勉強しないことも必要だと思います!

 

以上、参考になりましたでしょうか。

 

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Author

経理とかけ離れたマーケティング部門に所属しつつも、働きながら公認会計士試験に2年で合格。

その後、監査法人へ転職し監査業務に従事。

人生を変える勉強をサポートするブログを開始。

<主な保有資格>

公認会計士、中小企業診断士、簿記1級、ファイナンシャルプランナー2級。

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