修了考査を受けた皆様、お疲れっした!!
今回は会場が高田馬場になって大半の人がだいぶアクセスしやすくなったのではないでしょうか。
試験が終わると受かってるかどうか、不安でソワソワしますよねー。
安心してください。
私が受けたときも試験後ソワソワしてる人がほとんどでした。
ほとんどが「落ちた、落ちた」言うてるのにフタを開けたら大半が受かってるのが修了考査。
だから、合否が不安だったとしても悩んでもしょうがないので切り替えていきまっしょい!
例えダメだったとしても来年また勉強する期間をもらえるので、自己鍛錬のいい機会だと思って前向きに頑張ってください!
修了考査を終えて
さて、修了考査を終えると今後のキャリアを考える人も増え始めるのではないかと思います。
監査法人の仕事は給料もいいし、繁忙期と閑散期がハッキリしているので、まとまった休みも取りやすい。
だから、監査法人で働き続けるのも悪くない選択肢だと思います。
公認会計士と事業会社のキャリア形成
公認会計士と事業会社ではキャリア形成が大きく異なります。
事業会社では3-5年くらいで色んな部署の仕事を経験させ、ジェネラリストとして人材育成を行う方針の企業が多いです。
何故事業会社ではジェネラリストが求められるかというと、事務系として入社すると組織として仕事を回す必要があり、色んな部署の人の考え方や視点を理解した人の方が様々な部署の人間を巻き込んだ仕事ができるからだと思います。
工場や開発、更には販売といった様々な現場で働く人たちをつなげる役割が求められます。
サッカーで言うならばイニエスタのように気の利くパスができる調整屋さんが求めらるのです。
一方、公認会計士はというと、言わずもがなスペシャリストとしてのキャリア形成が多いでしょう。
会計・監査という武器を持っているので、その武器を片手に様々な業界を渡り歩くことができると思います。
いわばメッシのように必殺のドリブルを持った奴ら。
だからこそ、自分が会計・監査という武器をどこで発揮したいかということを考える必要があると思います。
例えば、特定の会計基準に強くなって、その分野での一人者になるとか、特定の業界の会計処理に詳しいとか。
将来のキャリア
監査法人で勤める人の多くは、長い冬休みがあるのではないかと思います。
長期の休みに普段会えない人たちと会うことも大切だと思いますが、自分自身を見つめなおすのもいい機会だと思います。
私は事業会社で働いているときにジェネラリストとして育成されることが本当に自分が求めているキャリアなのかを冬休み中に考えた経験があります。
キャリアに対する一般論的な考え方は、一度勉強するのもありだと思います。
私はこの本を読みました。
この本では、年代別にどんなキャリアの積み方が効果的かつ効率的なのかが書かれていました。
また、すごく役立ったのが、仕事に対する姿勢についても記載されていたことです。
がむしゃらにやる時期と少し冷静になって客観的に分析する時期、それぞれどんなタイミングで考えるのがいいのか、そんなことを知ることができました。
是非ともワクワクするような将来を思い描けるよう一緒に頑張っていきましょう!